高級老人ホームとは? 特徴と入居条件、費用をご紹介
いまや日本全国どこにでもある老人ホームや介護施設ですが
その中でも手厚いサービスを受けられる高級老人ホームをご存知でしょうか。
新しい人生をスタートする老人ホーム、満足いく形で入居したいですよね。
今回は老人ホームや介護施設を選ぶ際の選択肢としての高級老人ホームをご紹介します。
目次
「高級老人ホーム」とは
高級老人ホームとは、通常の有料老人ホームよりも充実したサービスや設備を取り揃えていたり、オプションも豊富にあるという特徴があります。
民間企業が運営する老人ホームは、行政など公的な団体が支援・運営する老人ホームに比べて、手厚いサービスを提供することで差別化が図られていますが、その中でも高級老人ホームのサービス充実度は際立ちます。
豊富なサービスや設備の使用で費用がかかる分、入居者の満足度を重視する高級老人ホームは、東京や横浜、名古屋、大阪など、都市部を中心に建てられており、今後も需要が見込まれています。
高級老人ホームの5つ特徴
高級老人ホームと呼ばれる施設に見られる特徴がいくつかあります。
こちらでは、立地やアクセス環境、食事、施設の使用設備についてご紹介します。
立地やアクセス
高級老人ホームの特徴として立地やアクセスの良さがあげられます。高級老人ホームは、入居者のご家族の方の訪問を考え、交通の利便性がよいエリアに建てられています。
幹線道路や主要駅から近く、周辺には病院や生活に必要な商業施設が多いといった便利な環境を備えた施設も多くあります。
反対に、都市部から離れることで、人気のリゾート地や静かで落ち着くエリアに施設を展開する事業者もあります。
都心を離れて、のんびりと老後の生活を送りたい人に人気がでています。
それぞれニーズも高く、入居を希望する人は、立地やアクセス性を重視するのか、それとも静かで過ごしやすい環境を重視するのか、自分の希望に合わせて施設を選ぶことができます。
趣味を楽しむレクリエーション
通常、有料老人ホームには、入居者レクリエーションとして、身体を動かしたり、何かを作ったりするなど様々なプログラムが用意されていることが多いですが、
高級老人ホームでチャレンジ出来るプログラムは、独自性が強い施設が目立ちます。
たとえば高齢者向けのヨガやフィットネス、太極拳など、また陶芸やカメラなどさまざまです。
建物
高級老人ホームの特徴の1つとして、建物の内装や外観があげられます。
通常の老人ホームと比較して、まるで高級ホテルに来たかのような豪華なインテリアや装飾の内装や、デザイン性の高い外観をもつ高級老人ホームがあります。
新しい人生を過ごす場所として、オシャレな施設にいたいという方に人気です。
建物内はしっかりバリアフリー化が徹底されていたり、入居者の部屋も大きくスペースがとられていたり、住んでいる方の満足度を一番に考えたつくりになっています。
共用設備
高級老人ホームには、共用設備が豊富にあることも特徴としてあげられます。
例えば入居者同士で楽しめるやカラオケルームやフィットネスエリア、全身運動ができるプールやダンスホール、映画館のような迫力で映画を見えるシアタールーム、
図書館、理美容室など通常の老人ホームにはない豊富な設備が揃えられています。
食事
高級老人ホームは、食事面にも大きな特徴があります。
事前に入居者の好みや希望を把握してつくられる和食やフレンチ・イタリアン、寿司など、有名なホテルやレストランの監修による健康に配慮した多彩なメニューが楽しめます。
予約不要で複数のメニューやアラカルトから選択できたりする施設もあります。
また、イベントの際に提供される特別なメニューや高級店の出張サービスにも対応するなど、バリエーション豊富な食が楽しめます。
さらに老人ホームの食事について詳細情報を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
老人ホームの食事の質は?入居前に確認するべきポイントや食事内容を解説
高級老人ホームの費用の相場
高級老人ホームにかかる費用は、まず入居する際に必要な「入居一時金」と、月々支払う「月額利用料」があります。
これらは通常の有料老人ホームと同じで、その名の通り、費用が大きくなります。
老人ホームの費用に関しては、下記の記事をご覧ください。
老人ホームの利用にはいくらかかる?入居一時金や費用相場、費用を抑えるコツを紹介
高級老人ホームの入居条件
高級老人ホームでは入居条件が設けられています。
入居条件には、健康状態や身元引受人、支払能力などが見られます。
健康状態
高級老人ホームの入居条件でまず挙げられるのが健康状態です。
施設に入居することが可能な健康状態の基準が施設ごとに設定されています。
たとえば、入居条件を自立して生活できる人に限っている施設もあれば、軽度の介護状態であれば受け入れる施設もあります。
要支援、要介護、認知症の受け入れの可否については、希望する施設に直接問い合わせてみてください。
身元引受人
通常の有料老人ホームや介護施設も含めてですが、入居の際に身元引受人や保証人が必要になります。
一般的には、身元引受人や保証人は入居希望者の家族が任されることになります。
もし、家族や親族がいない場合には、民間の保証会社や成年後見制度の利用が可能な施設もあります。
身元引受人や保証人の詳細については、こちらをクリックして記事をご覧ください。
支払能力
高級老人ホームの入居では、入居者の支払い能力の有無も条件の対象となります。そのため、入居希望者の収入や資産の状態を事前審査として確認されることがあります。
ただし、入居の審査基準については、施設によって異なるため、1つの施設で入居を断られたからといって別の施設への入居もできないとは限りません。高級老人ホームを申し込むときは、複数のホームを検討することも想定しておいたほうがよいでしょう。
また、入居時には基準にかなう健康状態であったとしても、入居後に健康状態が変化することがあります。介護が必要になってしまうと、介護居室に移動になる場合があるため、入居を決める前に、介護が必要になった場合の対応についても施設に確認しておくことをおすすめします。
高級老人ホームを選ぶときのポイント
高級老人ホームを選ぶ際に気を付けなければならないのが費用や予算です。
通常の有料老人ホームと違って、サービスや設備が充実している分、その費用は多くかかります。
老人ホームを選ぶ際には、ぜひ下記の記事もご覧ください。
老人ホームの選び方や探し方とは?費用や注意点、事前にチェックしたいポイント解説
まとめ
高級老人ホームの選び方や探し方について相談されたい方は、ぜひ一度近畿老人ホーム紹介センターへお問い合わせください。知識と経験の豊富なスタッフが相談に載らせていただきます。
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